「人を見る」

人を見る」

 

今年も「夢をかなえる☆わかやま創業スクール」が始まりました。

今年で5回目になり、和歌山市の特定支援事業にも認定されました。

11月の終わりまで、毎週3時間の講座が15回続きます。福山も約半分の講座を担当します。

最後にどんなビジネスプランができるか楽しみです。

 

今回のブログテーマは「人を見る」です。

布団屋さんでのはなしです。

布団マットの無料貸し出しをしているのですが、思うようにマットを借りてもらえません。

どうして?

接客は、こんな感じです。

お客様…「子供が朝起きると、布団をぐしゃぐしゃにしてしまうんです。朝はお弁当作りやなんかで忙しいのに、余計な手間がかかってしまって、もう大変なんですよ~」

店主…「それはお布団の中が蒸れてしまうからなんですよ。今なら、お布団が蒸れない専用のマットが無料でお試しできるんですが、いかがですか?」

お客様「いやぁ~、結構です」

 

なぜ、断られてしまったのでしょう?

それは「売りたい」が見えてしまうからなのです。

 お客様は、商品の説明なんかしてほしくないのです。

お客様は、「朝は、忙しいのに手間が増えて困っているの、どうにかならない!」と言っているんです。

だから、それに応えてあげるのです。

まず「そうですね、朝は何かと忙しいのに、手間が増えて大変ですよねぇ~」と言うのです。

すると、お客様は「そうなのよぉ~」と応えます。

このワンクッションさえあれば、「蒸し暑さをとってくれる専用マットがありますよ。これがあればお子様の布団もぐしゃぐしゃにならずに、手間も増えませんよ。無料の貸し出しもあるのでご利用されませんか?」と持っていけます。

 

商品はお客様の困りごとを解決する手段にしかすぎません。 目の前の人は何に困っているのだろう?この人のために何ができるのだろう?

このように考えるのが「人を見る」ということです。

 

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