学びの効率
桜の咲き始めが速かったので、今年も入学式の時には散ってしまうのかなと思っていましたが、何とか咲いていましたね。
咲いてから寒い日が続いたからでしょうか?
新学期も始まり、気温も暖かくなって、何かを始めたくなる季節になってきました。
福山は、新芽の出るこの季節が大好きです。
皆さんの会社やお店でも新人さんが入ったりして、活気が出てきたのではないでしょうか?
皆さんは「ラーニング・ピラミッド」って知ってますか?
上図のように、平均学習定着率を表したものです。
分かりやすく言うと、どれだけ理解できるかという割合を表したものです。
私もよくセミナーをするのですが、このことを意識しているかどうかは疑問なんですが、皆さんに参加してもらいながら、セミナーを進行していきます。
グループ討論やワークショップ型での講座をよくします。
一方的にお話しするセミナーとでは反応が全然違います。
「よくわかったよぉ~」って言ってくださることがとても嬉しいです。
時間が限られている状況では、より効率の良い方法での学習が必要になります。
研修してもなかなか成果が出ず困っている人は、この学習方法を見直すだけで思わぬ効果が出るかもしれませんね。
いま文部科学省が進めている教育改革は、正にこの図でのアクティブラーニングのところに注目しているのです。特に
「自ら体験する」…とにかくやってみる
「他の人に教える」…自分の理解をアウトプットすること。
ポイントは「考える力」を身に着けることだと思います。