【よろず支援ニュース#140-令和】入社半年・2年目 若手社員意識調査結果(大変興味深いです)

入社半年・2年目 若手社員意識調査結果(大変興味深いです)

昨日の日経産業新聞にも関連記事がありましたが、先週日本能率協会は「若手社員意識調査結果」を以下のとおり公表しております。

日本能率協会HP公表記事 >>https://jma-news.com/archives/aw_newsrelease/3359

当調査結果レポート本文(7枚もの)

 >>https://jma-news.com/wp-content/uploads/2019/10/42ac885af87464f3064c5206065bdc7d.pdf

 

上記レポートの1枚目と最後の7ページ目だけでも目を通していただければと思います。

当方が初めて就職したのが1986年ですが、当時と比べ若手の職場や仕事内容に対する考え・意識は大分変ったと思っていましたが、レポートにある以下の総括には唸ってしまいました。

 

1)調査結果の要旨抜粋(1ページ目)

若手社員の約半数が転職を検討・活動中で、転職サイトに登録済み。定年まで勤めるつもりの社

 員でも6割が転職サイトに登録。

若手社員の約3割が「副業・兼業をしている」。

職場に「目標にしたい人がいるか」が、若手社員定着のカギ。

 

2)日本能率協会の総括コメント抜粋(7ページ目)

若手社員の約半数が転職サイトに登録し、転職を検討ないし活動中にあるという結果は、今や、

 当然のことと受け止めるべきでしょう。

新しい技術やビジネスモデルが出現し、世の中の変化のスピードが一層加速するとともに、人生

 100年時代とも言われる中にあって、会社に自分のキャリアを委ねるという考え方は、若手社員

 からすると、むしろリスクがあると言えます。

もはや、若手社員の辞書には「下積み」や「滅私奉公」といった文字は存在しない。上司や先輩

 社員には、そうした前提に立って、若手社員と向き合うことが求められているのではないでしょ

 うか。

 

先日、「ソサイエティ5.0」についても触れましたが、世の中の変化するスピードが加速化していく中、働き方、そして働く人の意識も変化していくのは当然のことかと考えます。

但し、若手社員の意識は、業種、規模、地域(大都市VS地方)などでかなり違うような気もします。ちなみに当調査の対象400人中311名(全体の8割)は100名以上の大企業・中堅企業に勤務している若手社員です。

IT業界であれば、ここにある若手社員像は目に映るようですが、これですと伝統工芸の職人、製造業の匠など成り立たなくなりますので、一般化することには無理があると考えます。ただし、概ね若手社員の意識傾向としては正しいのでしょうね?

みなさま、当調査結果、どう思われますか?

 

以上、情報まで。

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