満足ラインと感動ライン
本格的に冬将軍のお出ましですね。
寒さが苦手の私、個人的には歓迎はしていないのですが…(^-^;
よろず支援拠点の通勤途中には銀杏並木が黄色に染まっています。
通勤途上では目を楽しませてくれるのですが、近所の方たちは毎朝落ち葉の掃除で大変そうです。
ところで、「満足」を追求したらどうなると思いますか?
追求すると「感動」になると思いますか?
そうではないのです、実は「大満足」になるのです。(笑)
「満足」を追求しても決して「感動」にはならないのです。
例えば、ホテルのアメニティグッズがあります。
顧客満足のために質のいいシャンプーなどを用意したとしましょう。
直後のお客さんの反応はすごくいいでしょう。
でも、それを続けるとどうなるでしょうか?
お客様はそれに慣れて普通になってきますよね。
では、満足度を上げるためにどうするでしょう?
もっと質のいいものに変える…?
もうお判りのように、きりがありませんよね。
「感動」はどうでしょう。
誕生日を覚えてくれた人が「お誕生日おめでとう」と声をかけられたら嬉しいでしょう?
しかもたくさんの人から祝福の声がかけられると、もっと嬉しくなります。
毎年繰り返しても嬉しさは変わらないでしょう
コストもかからず、繰り返しがきくのです。
「満足ライン」と「感動ライン」の違いは
満足ライン…コストがかかる。繰り返しがきかない。
感動ライン…コストがかからない。繰り返しがきく。
あの感動を呼ぶ「リッツカールトンホテル」でさえも、初めは「満足」を追求していたそうですよ。
でも、このことに気づいて「感動」を提供するように変化したそうです。