自律型人間の育て方
寒い日が続いていますが、体調など崩していませんか?
インフルエンザも猛威を振るっているようなので、ご注意ください。
この寒い中でも、我が家の庭にある梅の木のつぼみが膨らんできました(写真)
は~るよ来い♪
春が待ち遠しい~~~!
ところで、仕事をしていると「もっと自主的に動いてくれないかなぁ~」と思ったことがないですか?
「もっと主体的に仕事をしなさい」といったところで彼らは変わろうとしません。
それは相手の心に響かないからなのです。
私も以前は、「どうして自分で考えて行動しないんだ!そんな考えでは困るんだよ」と言っていました。
いくら言っても、その言葉は彼らの心には刺さりませんでした。
よくよく考えてみたら、それらの言葉は全部自分本位だったのです。
そんな中、人にフォーカスするマーケティングに出会い勉強するうちに、お客様も人なら、スタッフも人…だから同じ考え方をすればいいんじゃないか、と思うようになりました。
簡単に言うと、どうすれば主体的に仕事をしたくなるか?というように考えることなんです。
こちらがどうして欲しいかではなく、自らが「どうありたいか」を考える「きっかけ」を与えることだったのです。
このことを実践してからは見違えるように変わっていきました。
そして何よりも一番の効果が、私が教えなくてもよくなったことです。(笑)
では、何をしていけばいいのかというと… 教えるのではなく、質問を投げかけてみることなんです。(これを質問力と言います)
はじめに「なぜ、そうなったんだろうね」と問題提起をする。
そして「そうか、じゃぁ、どうしたらいいと思う?」と本人の意思で問題解決の道を見つけられるようにしていくのです。
もう一つ重要なことがあります。
気づきを与えるクエッションです。
「それは本気になれている?」「その本気度は人に伝わっている?」という質問です。
「やり方」より「あり方」を重要視した質問は、主体性を引き出すにはとても有効ですよ。
今一度、「何を伝えるか?」ではなくて「何が伝わるか?」を考えてみましょう。