今週になって、少し暖かくなってきました。
寒いのが苦手の福山は、春が待ち遠しいです。
先日、公益財団法人わかやま産業振興財団が主催する「和歌山ものづくり経営改善スクール・マネジメントセミナー」が開催されました。
内容がTOC(制約条件の理論)だったので、福山も参加させて頂きました。
TOCはイスラエルの物理学者(エリヤフ・ゴールドラット氏)が提唱したものです。
システムにおいて、利益最大化を妨げる根本的な要因が「制約条件」です。
この「制約条件」にフォーカスする事で、少ない労力で最大の効果を発揮する事ができる。
という、理論のもと、制約(ボトルネック)を集中管理し、利益最大化を達成させる手法。
それが、TOCです。
と・・・小難しいのはおいといて…
要は、「ボトルネック」を見つけて、そこに「改善」「努力」「投資」すること!
そうすると、はじめに「投資」すると考えがちなのですが、それは間違いなのです。
順番が重要なのです。
1.ボトルネックを特定する
2.ボトルネックを最大活用する(← 最大に動くように工夫する)
3.ボトルネックに他の全てを従属させる
4.ボトルネックの能力を引き上げる
つまり、投資は一番あとなんです。
福山も2年くらい前にこのTOCに出会いました。
上記のこと、ゲームを通して体感していくのです。
体験から入ることを「業入」と言うそうです。
逆に頭で考えることからはじめることを「理入」と言うそうです。
ゴールドラットさんの「ザ・ゴール」(勿論コミック版です)を読んで解ったつもりになっていたのですが、ゲームを通して体感すると本当に解ります。
そして本を読み返すとまた理解が深まるのです。
恐るべし「業入」
そこから、詳しく勉強をしてみたくなりTOC研修に参加して、ジュニアインストラクターの資格も取得しました。
機会があれば皆さんにも体験して頂きたいですね。