「質問力」
もすぐ梅雨のシーズンですね。
天気予報では「あいにくの雨」との表現をよく耳にします。
ところが、新潟ではこの表現は使わないそうです。
それは、米処だから…
そうです、お百姓さんにとっては「恵みの雨」!
私も「雨もまたよし!」のきもちで頑張りたいと思います。
さて、先週1週間は東京でよろず支援拠点全国本部研修のでした。
中小企業大学校というところで、缶詰になってのお勉強。
新人コーディネーター対象の研修だったのですが、「コーチング」がメインの講義だったので参加させてもらいました。
皆さん「コーチング」ってわかりますか?
Coachの語源は「馬車」なんだそうです。ブランドの「COACH」のロゴマークに馬車が描かれているでしょう。
「大切な人を、その人が望むところへ届ける」という意味なんです。
コーチングスキルは、①承認、②傾聴、③質問、④リクエストの4つがあります。
全部書ききれないので、一番興味の持った「質問」に関して少し書きたいと思います。
質問って大事ですよね。相手に投げかけることで情報が得られるだけでなく、相手に「考える」「気づく」きっかけを与えることもできるんです。
いい質問が出ると、場が動くといわれています。
スキルはいろいろありますが、今回は「イエスセット」というテクニックを紹介します。
相手が「イエス」と答える質問を繰り返し、肯定的な反応に慣れて、本題も乗ってきやすくなる方法です。
こんな会話があったとします。
Aさん「最近何か変わったことありましたか?」
Bさん「いえ、特に」・・・これで終わり
スキルを使うことによって
Aさん「今日のジャケットはベージュですね」
Bさん「ええ」
Aさん「バッグも茶系ですね」
Bさん「ええ、そうなんですよ」
Aさん「雰囲気が変わられた感じしますけど、最近何か変わったことありました?」
Bさん「うーん、そうだね、そういえば…」
といった感じになります。
話し上手は、質問上手なのかもしれませんね。
今回はこの辺で…質問力についてはまた書きますね。