「やり方はお任せする」
週末はとても暑かったですねぇ~
春を通り越して夏でした。
夏男の福山にとっては嬉しい季節なんですが…
写真は紀の川の堤防を散歩した時に撮った野花たちです。
庭の花壇に咲いている花もいいですが、私は自然の中で育った野花が好きです。
さて今回は、「自発的に動け」というよりも「やり方はお任せする」と言った方が社員さんは育つという内容の話です。
社員さんに自発性を望むことが多いと思いますが、自発性は強要することができません。
「自発的に動け!」で「ハイ!」ってのは、少しも自発的じゃないよね(笑)
上司が指示し部下が従うという支配構図になっています。
この構図を変えるには「やり方はお任せする」というフラットな関係がいいと思います。
相手を信頼するという関係ですね。
私が水泳のコーチをしていた時に教えられたことがあります。
それは「馬を水飲み場まで連れて行くことはできるが、馬に水を飲ませることはできない」
選手に、上手に速く泳ぎたいと思ってもらわないと、いい指導ができないということです。
コーチを始めた頃は、練習をさせていたんですね。
なかなか思うように記録が伸びない。
そんな時に素晴らしいコーチに出会いました。
そのコーチが曰く「福山君、簡単なことですよ、速く泳ぎたいと思ってもらうことなんだよ」
それに気づかされて、面白いように記録が伸びました。
そのことが後に経営者として、社員育成をするときにとても役に立ちました。
自発性を辞書で調べると「他からの影響・強制などではなく、自己の内部の原因によって行われること。」とあります。
つまり上司の影響で動いているうちは自発的とは言えないのです。
そのためには「自分で決める」ことが大切だと考えます。
それを促す言葉は「やり方はお任せする」です。
自分で決めると仕事は断然楽しくなる
言葉1つで相手との関係が決まってしまうと思います。
皆さんも考えてみては…