「素直な気持ち」
ゴールデンウイークはいかがでしたか?
休み中はとてもいい天気でしたね。
人混みが苦手の福山は、近所でウォーキングをしたり、家でゴロゴロの生活でした(笑)
私がスポーツクラブの社長をしていた時に、QCN(クォリティ・クラブ・ネットワーク)というネットワークを作っていました。
高品質のクラブということで…(*^_^*)
そこに栃木県のクラブがあり、例会の時に日光東照宮に案内してくれました。
はじめて本物の三猿の彫刻を見ました。
案外小さくて、よ~く見ないと分からないほどでした。
三猿とは、猿の一生を8面の彫刻で表し、人の生き方を説いたもので、その2面に幼い猿を表現したものなんです。
「子どものときは、世の中の悪いことを見たり、聞いたり、言ったりしないで、素直なまま育ちなさい」という教育的なものだそうですよ。
「素直な気持ち」って、ビジネスにとっても、とても大切な事なんですよ~~
私が富士市で経営していたスーパー銭湯での話です。
ある日、おばあちゃんとお孫さんが来店され、入浴後にかき氷を注文されました。
おばあちゃんは、いちごミルクを食べたかったのですが、お孫さんが乳製品アレルギーなので、仕方なくいちごのかき氷にされたそうです。
スタッフ(パートのおばちゃんです)は、おばあちゃんに、いちごミルクを食べさせてあげたいと思い、いちごミルクを持っていきました。
そして、お孫さん用にと、少し小さいお皿にいちごのかき氷を添えてお出ししたのです。
もちろん、代金はそのままです。
その後、そのお客さまは、いつもご家族全員で、一カ月に何回もご利用していただける上得意のお客さまになりました。
その上、老人会でこのことを話してくださり、新しいお客さまをたくさん連れてきて頂きました。
売り上げや利益を出すためではなく、お客さまに喜んでもらうという、素直な気持ちで行動したことが、結果として利益につながったのです。