思いを明文化する
先週の台風19号は日本列島に大きな被害をもたらしました。
昨年の21号で近畿に甚大な被害が出たことを思い出しました。
長男夫婦の住んでいたハイツにも瓦が直撃!
けがはなかったのですが、台風の中我が家に避難してきました。
今年は我が家の敷地内に新築したので安心です。
写真は秋らしいススキを撮ってみました。
さて今回は、ビジョンについて書きたいと思います。
皆さんは「経営理念」とか「企業理念」といったものを書いていますか?
それが…書いていない経営者が多いんです。
「そんなもん作らんでも経営できるでぇ~!」といった声が聞こえてきそうですね。
そう!なくても経営できます。
でも多くの成功している企業が「経営理念」や「ビジョン」を掲げています。
それは、明確な目標と具体的な行動計画を紙に書き留めている人は3%程度であり、この3%の人は、明記していない人よりも達成する可能性が10倍にもなると言われているからなのです。
なぜ明文化すると実現していくのか…?
それは、紙に書くプロセスと毎日それを意識することで、自分が進みたい方向性がはっきりし、潜在意識に刷り込まれるからなのです。
潜在意識に…ってところが肝です。
よく受験生が「東大合格」と机の前に貼っているのと同じです。
理念を書く時に最も基本的な問いかけは「なんのために経営を行うのか」です。
経営者が経営理念について語るとき、そこには経営者自身の価値観があらわれます。
理念は経営者の生き方を表したものだと思います。
美辞麗句を並べてもうまく行かない。
心の中からにじみ出たものでなければならないと思います。
立派な「経営理念」を書こうとする前に
『良い経営者になろう!』『社員さんを幸せにしよう!』と書いてそれを毎日眺めるとその気になってくる。
これだけでもいいんじゃないでしょうか?