【よろず支援ニュース#16-㉛】ものづくり補助金を融資の担保として利用可能!持続化補助金の公募開始が遅れそうです

①受給前のものづくり補助金が融資の担保として利用可能!(POファイナンス)

先週、中小企業庁は「ものづくり補助金に採択された事業者が、補助金受給前にそれを担保にして金融機関から借り入れできる仕組み」(POファイナンス)を開始しました。

・中小企業庁HP記事>>https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2019/190418mono.htm

 

多くの方がご承知の通り、国の補助金制度においては補助金の採択が決まってから実際に支払われるまで(6か月前後)時間が掛かり、つなぎ資金が必要となります。そこで将来もらう補助金を債権化し、銀行借り入れの担保にすることが可能になります。これにより、地方銀行などが資産に乏しい事業者にも貸し出ししやすくなります。

債権化するのはフィンテックを手掛けるトランザックスという会社で、当面は同社と提携している4金融機関で利用可能となります。以下、トランザックスHPの記事です。4金融機関名も書いてあります。

・トランザックスHP記事>>https://tranzax-emc.co.jp/guidance/

 

現在は4銀行だけで和歌山県の金融機関は入っておりませんが、今後他の地方銀行でも当制度が利用可能になる方向で進むかと予想します。

また、今後はものづくり補助金だけでなく、国の他の補助金へも同制度が適用される可能性があると考えます。

 

②持続化補助金の公募開始は5月中旬以降と予想します

先週、中小企業庁HPに小規模事業者持続化補助金(商工会地区分)の事務局の募集を始めた旨の記事が掲載されました。(事務局の募集であり、補助金の公募開始ではありません。)

>>https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/shokibo/2019/190418jizoku.htm

 

今まで商工会地区分の小規模事業者持続化補助金の事務局は商工会であり、事務局の募集などありませんでした。事務局募集の締め切りは5月10日となっておりますので、実際の当補助金の公募開始は5月中旬以降になります。

例年より大分遅れることになるかと思いますが、公募開始になり次第お知らせいたします。

 

商工会議所地区分の持続化補助金に関しては、今までとおり事務局は商工会議所かと思います。

 

以上、情報まで。

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