【よろず支援ニュース#54-令和】【ITツール活用特集】小規模事業者・中小企業のITツール活用事例など

先週、和歌山市で「一日中小企業庁inわかやま」という大きなイベントが開催されました。当日の模様は下URLの中小企業ニュースに掲載されております。

・中小企業ニュース>>https://news.smrj.go.jp/2019/06/12528

上記ニュースを読むと、今回のテーマは「ITツールの活用による生産性の向上」だったようですね。中小企業庁長官、仁坂知事、世耕大臣(ビデオレター)、IT専門家、事業者から「IT活用・生産性向上の重要性」等について色々話があったようです。そこで、今回は当方からもITツールの利活用に関する情報を提供します。

 

①なぜ、そのITツールを選んだのか - 多様な業種20社の横顔と取り組み!

先日中小企業庁サイトである「ミラサポ」に以下の記事が掲載されました。

なぜ、そのITツールを選んだのか - 多様な業種20社の横顔と取り組み!

 >>https://www.mirasapo.jp/features/school/vol34/index.html

「ITツールを選ぶ際の留意点、ITがもたらす波及効果などをつかむヒントとしてご活用ください」と書いてありますが、ITツールの選定に悩まれている事業者様も多いかと思います。サービス業20者の事例が載っていますが、小規模事業者の事例も多いようです。特に同じ業種の事例があれば、是非見てみてください。

 

②クラウド会計ソフトを用いた生産性向上の事例

中小企業庁HPにあるIT関連研究会の配布資料に以下の資料を見つけました。

>>https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/kenkyukai/smartsme/2019/190523smartsme03.pdf

クラウド会計のIT会社であるマネーフォワード作成の資料ですが、以下2社のIT活用取組事例・創出効果が大変分かりやすく説明されています。

・写真館:従業員9名 (Airレジ、クラウド会計などの活用)

・そば屋:従業員5名 (スマレジ、クラウド会計などの活用)

典型的なモバイルPOSレジ+会計ソフト等の活用事例ですが、個人的に大変興味深く2つの事例に目を通しました。特にサービス業の方にご覧いただければと思います。

(注)この資料はマネーフォワードの資料ですが、単なる事例紹介として使用しています。

 

最後に活用できる補助金として、レジ・モバイルPOSレジは軽減税率対策補助金(レジ・システム補助金)が活用できます。(2つの税率を扱うことが要件ですが)

また、クラウド会計ソフトについては、現在公募中のIT導入補助金を活用できそうです。(2次公募開始が7月中旬に予定されてます。)

そういえば、最近政府は一般紙だけでなくスポーツ紙にもレジ・システム補助金の一面広告を出していますね。9月末補助金〆切に向けた最後の周知活動かと思います。

 

以上、情報まで。

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