【よろず支援ニュース#120-㉚】もの補助、IT補助金、持続化補助金、来年も継続されそうです!~中小企業庁が1000億円超を提案~

昨日、国会で平成30年度1次補正予算が成立しましたが、次の注目は来年1月通常国会へ提出される第2次補正予算案になります。

以下、この第2次補正予算案に盛り込まれるであろう中小企業支援施策についての情報になります。

 

①もの補助、IT補助金、持続化補助金、来年も継続されそうです!~中小企業庁が1000億円超を提案~

 昨日の日刊工業新聞に初めて来年のものづくり補助金、持続化補助金、IT導入補助金に関する記事

 が掲載されました。以下、記事の抜粋になります。

 ・「中小企業庁は11月6日、平成30年度補正予算で「ものづくり補助金」など中小企業の生産

  性向上策に1000億円超を充てる案を自民党へ提出した。」

 ・「提出案では、ものづくり補助金、IT導入補助金、持続化補助金の3点を中小企業向け生産性向

  上支援に位置づけ、平成30年度補正予算で最低でも1000億円程度が必要とした。」

 ・「企業庁は集中投資期間(2020年度まで)に合わせて、平成31年度(2019年度)はものづく

  り補助金を初めて当初予算で実施予定。(100億円) 従来から同補助金を実施する補正予算

  でも引き続き大規模予算を投じ、積極的な活用を促す。」

 

 未だ経産省・中小企業庁から与党への提案ということですが、ここまで新聞に載ったということ

 は、来年も上記3つの主要補助金が継続されるとみて良いかと思います。 

 上記3つの主要補助金の詳細(予算額、補助金スキームなど)は、第二次補正予算案が12月末に

 閣議決定されるタイミングで明らかになるかと思います。

 余談ですが、IT導入補助金は予算額、スキーム(補助上限、補助率など)等大きく見直される可能

 性が高いと個人的に予想しています。

 最後に(ちょっと気が早いですが)、各補助金の公募開始時期は本年と同じ時期かと予想します。

 (もの補助:2月末頃、IT導入補助金:4月頃、持続化補助金:3月初旬ごろ)

 事業者様におかれては、来年の設備投資・IT化等の必要性を考慮し、今から上記補助金の活用をご

 検討されることをお勧めします。

 

②レジ・システムの軽減税率対応~経産省、補助金増額へ

 このメルマガでも、来年10月の消費税率UP、軽減税率制度導入に伴うレジ買い替え・システム

 改修費用に対する補助金である「軽減税率対策補助金」について何度も触れました。

 昨日(11月7日)の日経新聞に上記見出しの記事が掲載されました。以下、その主旨になります。

 ・「経産省は、当補助金の基金として534億円を積んでいるが、今後申請が増えることを見越し

  て800億円まで増やしたい。ついては、平成30年度補正予算案か平成31年度当初予算案に

  盛り込む方向で財務省と調整する。」

 当補助金の特設サイトは右のとおり。>>http://kzt-hojo.jp/

 補助金申請は指定業者(レジ等の代理店)の代行申請も可能となっております。

 申請要件は「来年10月以降、2つの税率(8%と10%)の取扱いが必要な事業者」(例:小売店

 で酒類10%、食品8%)となっておりますが、要件に該当する事業者様は当補助金の活用を改めて

 ご検討ください。

 当補助金は厚労省の助成金と同じように、申請に不備・虚偽がなければ補助されます。(通常の補

 助金のように、採択、不採択の審査はありません)

 当補助金を良く知らないという方は、下URLにあるパンフレットご覧ください。

  >>http://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/zeisei/2018/180319zeiseikaisei.htm

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