①当財団主催のIoT・ITセミナー、及び当拠点のWeb集客勉強会
1)12月4日(火)、当財団主催で以下のセミナーを開催します。
・経営強化のためのIoT・ITセミナー「Industry4.0時代におけるIoT-AI-ロボティクス技術」
当セミナーの詳細は上URLのとおりですが、ご興味のある事業者様はURLにあるメール・FAX
にて参加申し込みください。
2)12月20日(木)、当拠点のWebマーケティング専門家である酒井が「WEB(インター
ネット)集客の仕組みの作り方」と題して勉強会を行います。
勉強会内容を確認の上、ご興味のある事業者様は上記URLより参加申し込みください。
②来年の最低賃金UPに向けた助成金の積極活用について
つい先月、最低賃金が777円から803円へ引き上げられたばかりで大変気の早い話だとは思い
ますが、来年の最低賃金UPに活用できそうな助成金等の話をしたいと思います。
まず、昨日の日刊工業に「最低賃金 継続引き上げ提言」と題した記事が載りました。主旨は以下
のとおり。
・【「経済財政諮問会議で民間議員から「来年10月に予定されている消費税UPと同じタイミン
グで最低賃金を継続的に引き上げることが重要であり、中小企業の生産性など、そのための支援
を強化すべき」との提言があった。】
来年10月最低賃金UPとなるのは間違いないですが、昨年のUP率で単純計算すると2019年
10月には県内最低賃金は830円ぐらいになります。
当方、以前厚労省の助成金について勉強会を行いましたが、最低賃金UPに関連する助成金(業務
改善助成金、キャリアップ助成金(注))の話をすると以下のような質問を受けました。
*「こんな助成金があること自体知らなかった! 数か月前に最低賃金を30円以上引き上げ、
またパートさんを正社員としたが、今から助成金へ申請できますか?」
当然、既に実施済みであることを理由に「NG」と回答したわけですが、このような事業者が結
構多いのではと思っております。
助成金の申請手続きとして、まず申請書(計画書)を提出し、その後実際のアクション(賃上
げ・正社員化など)を実施する必要があります。ですので、大分早いのは分かっておりますが、
この時期に最低賃金UPに向けた助成金の活用を皆様へ周知する次第です。
本題ですが、下URLが厚労省作成の「最低賃金・賃金引上げに向けた支援施策紹介マニュア
ル」になります。
>>https://www.mhlw.go.jp/content/0000207868.pdf
上記マニュアルの4~8ページに関連する厚労省の助成金の説明がありますので、来年賃上げ等を
検討される事業者様は要件をチェックの上、その活用をご検討ください。
最後に、私見ですが、厚労省の助成金申請は事業者の権利だと思っております。各助成金の要件に
該当し、申請に不備・虚偽がなければ、助成されます。確かに申請に関わる負荷(計画書の作成な
ど)、及び事後報告などの負荷は大きいとは聞いておりますが、信頼できる社労士等に手伝っても
らうことも出来ます。
長々と書いてしましましたが、賃上げ関連に限らず厚労省の各種助成金を積極活用していただけれ
ば幸いです。
(注):上に書きました業務改善助成金、キャリアップ助成金は助成金の中でも予算額が大きく、
活用する事業者も多いです。詳細については、下URLに貼り付けてあるサイトをご覧ください。
>>https://yorozu-wakayama.jimdo.com/news062-2018/
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