飲食店・小売店の外国人客おもてなしに役立つ情報、及び多言語音声翻訳アプリについて
近年、和歌山県でも外国人観光客数は増加傾向ですが、外国人客が来店した時、飲食業・小売業・
宿泊業の皆様はどのように対応されておりますか?
東京都は2020年のオリンピックを前に、多くの外国人観光客をおもてなしするための準備に
入っておりますが、以下の面白い情報がありました。
1)小売業の多言語対応の手引き(英語・中国語・韓国語の3つ)
下URLは「多言語対応協議会・小売PT」のサイトになります。
>>https://welcome.japan-retail.or.jp/
このサイトの中で最近以下2つの対応ノウハウが無料公開されました。
・多言語接客コミュニケーション・マニュアル・教材
>>https://welcome.japan-retail.or.jp/guideline/communication/
・多言語接客用語・フレーズ対訳リスト
>>https://welcome.japan-retail.or.jp/guideline/tools/
誰にでも出来る簡単な対応が易しく説明されておりまので(動画もあります)、外国人客が来られ
る小売店様はちょっと上記URLをご覧になっては如何でしょうか?
2)飲食業の多言語対応の手引き(12言語)
下URLは東京都の無料「多言語メニュー作成支援ウェブサイト」というものです。
>>http://www.menu-tokyo.jp/menu/
残念ながら、外国語メニュー作成機能は東京都にある飲食店しか使用できませんが、上記サイト
にある以下の「おもてなしメニュー」は使用できます。
・多言語接客コミュニケーション・シート
>>http://www.menu-tokyo.jp/menu/talksheet/
・店頭で利用できるマーク>>http://www.menu-tokyo.jp/menu/mark/index.php
・その他、「調味料シール」「ピクトグラム(絵文字)」「多言語トイレガイド」などがダウン
ロードできます。
3)無料の多言語音声翻訳アプリ【ボイストラ】「VoiceTra」について
ところで、皆様はVoiceTraという多言語音声翻訳アプリをご存知でしょうか? スマホを使い
こなせない当方は知りませんでした。
既にご存知で実際に使っている方もいらっしゃるかとも思いますが、当方と同様知らない方もい
るかと思いますので、今回紹介しておきます。
本アプリは国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)という公的機関が開発したもので、非
商用目的でどなたでも自由にダウンロードして利用できるそうです。
最近では音声翻訳の精度もかなり高くなったと聞いております。詳細は下URLご覧の上、ご興
味のある事業者様はダウンロードください。(スマホでダウンロードされるかとは思いますが)
>>http://voicetra.nict.go.jp/index.html
以上、外国人客がよく来られる小売店・飲食店・宿泊業の皆様に少しでも有益であれば幸いです。
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