【研究・開発特集】イノベーションと活用できる支援策・補助金説明会など

県内の製造業においても、新商品の研究開発に積極的に取り組まれている事業者も多くいらっしゃるかと思います。和歌山県は、そういう事業者様の支援を行っていますが、来月以下の説明会を開催するそうです。

● 県内企業を対象としたイノベーション支援策合同説明会

　＊日時：令和元年11月25日（月）14:00 ～ 16:30

　＊場所：・和歌山県工業技術センター（和歌山市小倉６０）

　▶ 「本説明会では、和歌山県と連携する２つの研究機関と、研究開発に関する補助事業等を行う

　　支援機関とが一同に会し、それぞれの支援策等（補助金など）についての説明をしていただきま

　　す。」とのことです。説明会内容の詳細、及び参加申し込みは下ＵＲＬからお願いいたします。

　　＞＞http://www.wakayama-kg.jp/news/2019/10/post-121.html

「イノベーション」とは、一般的に「技術革新」と訳されることが多いようですが、当方は「世の中にない新しい価値を生み出すこと。及び、その商品、サービス」と勝手に解釈しています。また、近年では産学官連携など外部の協力を得て行う「オープンイノベーション」の必要性も盛んにいわれてます。

当方、オープンイノベーションに成功した小規模・中小事業者の研究している大学教授から聞いたことがありますが、そのような企業には以下の共通点があるそうです。

1）補助金を有効活用している！

2）国や県の各種表彰へ申し込み、受賞している！（知名度アップなど結構効果があります）

3）積極的な広報活動を行っている！（プレスリリース等で新聞・ＴＶ等のメディアに取り上げられ

　 ている）

「人・物・金・情報」という経営資源に乏しい小規模・中小事業者においては、上記共通点は当然のことかと頷けます。

研究・開発、そしてイノベーション創出に積極的に取り組んでいる事業者様、当説明会へ参加されては如何でしょうか？和歌山県からイノベーションを起こす企業が１社でも多く輩出することを期待したいと思います。

最後に、研究・開発に関連する各種セミナーをご案内します。下ＵＲＬにある県の情報サイト「わかやま企業応援ナビ」に下のセミナー案内があります。ご興味のある方は内容ご確認の上、参加申し込みください。

● 「わかやま企業応援ナビ」新着情報＞＞https://www.wakayama-sangyo.com/news/

▶ １１月２７日：繊維強化複合材料講習会

▶ １０月２９日：第2回日本薬局方講習会

▶ １１月１４日：機器利用セミナー ～フーリエ変換型赤外分光光度計（FT-IR）～

▶ １１月６日　：当財団主催の「わかやま発技術シーズ発表会」

▶ １１月１日　：化学技術セミナー ～金属ナノ粒子の有用性とその触媒作用～

余談ですが、「イノベーション」ということであれば、先週「量子コンピュータ」関連のインパクトのあるニュースが飛び込んできました。グーグルが次世代コンピュータである量子コンピュータの開発に目途をつけたとのこと。性能がスパコンの１５億倍！想像もつきません。日経新聞には「実用化にはまだ２０～３０年かかりそうだ」とありますが、世の中に与える影響の度合いは凄まじいものになりそうですね。

以上、情報まで。

---------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 和歌山県よろず支援拠点は、国が作った無料の経営相談所で和歌山県内の小規模・中小企業の皆様がご利用頂けます。（1人事業主様から数十人の規模までさまざま）事業承継や経営改善、創業、経営革新、集客・売上UP、生産性・業務改善のご相談を受けています。また、インターネット販売にかかわる勉強会も開催中。 事業者様の持続的発展を一緒にサポートします！お問い合わせください。073-433-3100「〇〇について相談したい」とご連絡下さい。