【必見!】文科省が公表した「2040年社会・技術の未来予想図」(非常に面白いですよ!)
今まで未来社会ソサイエティ5.0について何度か触れましたが、今回はソサエティ5.0の更に進んだ社会像についての話です。(当方、こういう話は大好きなんです!)
11月2日の日経新聞に関連記事がありましたが、文科省は2040年の未来社会・科学技術の未来予想図を公表しました。2040年ですので、今から20年後になりますね。
● 文科省科学技術・学術政策研究所(NISTEP)HPの公表記事
>>https://www.nistep.go.jp/archives/42863
例えば、未来技術の主なところで、実用化の時期を以下のとおり予測しております。
(注):「動物と会話できる装置」などほんまかいな?と思ってしまいますが、学者等の専門家5300人を対象とした調査結果だそうです。文科省は1971年から5年ごとに調査を行っています。2009年に過去の予測を検証したら、実現時期と現実とでは大きな差が出るテーマもあったそうですが、約7割のテーマが実際に実現していたそうです。
実用化時期 |
主な内容 |
2029年 |
人間を代替する農業ロボット |
2030年 |
老化に伴う運動機能低下の予防・治療 |
2032年 |
ロボット・AIによる外科手術 |
2033年 |
都市部で人を運べる空飛ぶ車 |
2034年 |
3Dプリンタによる再生医療 |
完全な自動運転(レベル5) |
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発話出来ない人や動物と会話できる装置 |
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2035年 |
数百量子ビットのゲート型量子コンピュータ |
2039年 |
化石燃料を使わない航空機 |
2040年 |
月や火星で宇宙基地の建設 |
なんかワクワクしてきます。がんばって長生きしたくなりまね。
さて、2040年の未来社会像ですが、下URLにある資料の8、9ページにその概要が書いてあります。
● 報道発表説明資料
>>https://www.nistep.go.jp/wp/wp-content/uploads/0_Delphi_Summary.pdf
未来社会のイメージが多く出されていますが、面白いところで「誰でもクリエーター社会」「ぴんぴんコロリ社会」「多重人格社会」「寿命選択社会」「“楽”社会」「江戸銭湯社会」「脱GDP社会」というようなものもあります。是非、この2ページに目を通してください。
当件の詳細な情報は、上の「報道発表説明資料」(全文33ページ)に目を通せば良いかと思いますが、一番上のHP公表記事にも色々資料が貼り付けてありますので、ご興味のある方はダウンロードしてみてください。
2040年といえば、今から20年後、遠い未来というわけではありません。(30代の経営者であれば、20年後は50代でバリバリ仕事をしている頃かと。)
20年後、皆様の会社はどう変わっているのでしょうか?先日、中長期の経営ビジョン・戦略を策定する際のフレームワーク「経営デザインシート」について配信しましたが、ゆっくりとでも将来の「生き残り戦略」を考えてみては如何でしょうか?
以上、情報まで。
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