今回のものづくり補助金1次公募の公募要領について
昨日、ものづくり補助金1次公募が始まった旨、速報で配信しましたが、以下今回の公募要領につ
いて簡単に解説します。漏れ、抜け、解釈の誤り等あるかもしてませんので、申請予定の方は必ず
ご自身で公募要領を読んでください。
まずは、下URLにある中小企業庁HPにある発表記事ご覧ください。
>>http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2019/190218mono.htm
1)上URLにあるとおり、1次公募は申請〆切が2回あります。1次〆切が2月23日(土)、
2次〆切が5月8日(水)。1次〆切で申請すれば、3月中に採択結果を発表の上、補助事業を開
始できるようにするとのことです。つまり、設備を発注できるということだと思います。1次〆切
で採択されなかった案件についても、再度2次〆切分として審査対象となると書いてあります。
(要領2ページ目を良く読んでください。)
2)今回初めて申請書の枚数制限が書いてあり、驚きました。「応募申請書は、様式1・2合わせて
A4用紙計15ページ(別紙含む)までといたします。」と書いてあります。(要領2ページ目)
別紙を含んで15ページですので、当方の計算であれば事業計画書の記述部分は8ページとなりま
す。この点再度確認する必要があります、記述が8ページであれば、「ちょっと少ない」という印
象です。審査を早めることが目的でしょうが、以前にも増して「より簡潔で説得力のある記述」が
求められるかと思います。
3)補助率アップ(1/2→2/3)の要件ですが、前回同様に先端設備等導入計画、または経営革新計画
の認定を受けることが要件となっています。(要領3ページ目)事前予告では「新規の認定」だけ
が対象のように書いてありましたが、結局先端設備等導入計画の「変更申請」でもOK(補助率が
アップになる)とのことです。
4)加点項目に関しては、「クラウドファンディング」の加点以外は前回とほぼ同じです。購入型ク
ラウドファンディングの加点については、上URLの中小企業庁HPにも記載がありますが、詳しく
は要領の25、26ページをご覧ください。
中央会からのものづくり補助金説明会ですが、申請を予定されている事業者様は参加されることを
強く勧めます。開催日程は今日にでも掲載になるかと思います。
>>和歌山県中央会HP(http://www.chuokai-wakayama.or.jp/)
最後に、今回初めて加点項目となった「購入型クラウドファンディング」について、有益な情報を
ひとつ。下URLは「中小製造業の強い味方! 新製品開発のクラウドファンディング活用術」とい
うWeb記事ですが、ご興味のある方は是非ご覧ください。
>>https://hanjohanjo.jp/article/470
以上、情報まで。
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