キャシュレス・ポイント還元事業の現状分析、県別普及度、決済手段内訳など
今週、経産省は現行のキャッシュレス・ポイント還元事業に関し「人口1人当たりの登録加盟店数(都道府県別、2月1日時点)と、店舗の種類別の登録・利用状況、決済手段別の利用状況を公表しました。
l 【ポイント還元事業】登録加盟店の地域分布、利用状況分析資料(A4で2枚)
>>https://cashless.go.jp/assets/doc/200203_cashless_progress.pdf
Ø 人口当たりの加盟店登録数では、和歌山県は全体の12位です。(人口千人あたりの加盟店
舗数は8.8件、全国平均は7.8件)上位は石川県、東京都、京都府、福井県の順です。北
陸地域の加盟店登録率は高いですね。
Ø 加盟店登録数99万件(2月1日時点)の内訳は以下のとおり。
|
登録数 |
% |
還元額(10月~12月) |
% |
5%還元の中小事業者 |
89万 |
90% |
1000億円 |
84% |
2%還元のFC店 |
5万件 |
5% |
40億円 |
3% |
コンビニ |
5.4万件 |
5% |
140億円 |
12% |
合計 |
99万件 |
100% |
1190億円 |
100% |
Ø 決済手段別の対象決済金額は以下のとおり。
決済手段 |
対象決済金額 (10月~12月) |
% |
クレジットカード |
約1.8兆円 |
63% |
QRコード |
約0.2兆円 |
7% |
電子マネー、その他 |
約0.9兆円 |
31% |
合計 |
約2.9兆円 |
100% |
Ø クレジットカード決済が半数以上であり、まだまだQRコード決済は全体の7%と少ないようです。
昨年10月から始まったキャシュレス・ポイント還元制度ですが、この制度でキャシュレス決済が急速に普及しつつあります。ただし、キャシュレス決済先進国である韓国と比べるとまだまだ低い普及率であることも事実。当制度は今年6月まで、9月からは新しいキャシュレス還元事業(マイナポイント)が始まりますが、今後どこまでキャシュレス決済が普及していくか気になるところです。
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